第108回 看護師国家試験 午後問224
Aちゃん(生後10か月)は、それまで機嫌よく過ごしていたが、夕方から突然不機嫌になり、15〜20分ごとに激しく泣いては、泣き止むことを繰り返した。
Aちゃんは夕食の離乳食を食べず哺乳もしなかったが、嘔吐したため21時に保護者と救急病院を受診した。
担当医師は保護者に、腸重積症が疑われるためグリセリン浣腸を行って便性を確認する、と説明した。
体温は37.1℃であった。
A ちゃんへの腹部超音波検査の結果、腸重積症の診断が確定し、静脈内注射による鎮静下で高圧浣腸が行われることになった。
看護師が一連の処置の準備をするにあたり、最も重要な物品はどれか。
正答4
解説
正解は4。
「経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)モニター」。
腸重積症の高圧浣腸整復は鎮静下で行うため、呼吸抑制リスクがありSpO2モニターが必須の安全管理機器。
1の潤滑ゼリー、2の替えのおむつ、3のガーグルベースンも必要だが、最重要は呼吸状態モニタリング機器。
鎮静薬(ミダゾラム等)使用時は呼吸抑制・舌根沈下・誤嚥が主要合併症で、SpO2・呼吸数・心拍数の連続モニターと救急蘇生用具準備が必須。
鎮静下処置の安全基準は日本小児科学会等のガイドラインに基づき、術前評価・モニタリング・回復確認を徹底。まとめて解く
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