第108回 看護師国家試験 午後問232
Aさん(40歳、男性、会社員)は、うつ病と診断されていた。
最近、仕事がうまくいかず、大きなミスを起こし、会社に損失を与えたことから自分を責め不眠となり、体重が減少した。
ある朝、リビングの床で寝ているAさんを妻が発見し、大きな声で呼びかけたところ、Aさんは1度目を開けたが、すぐ目を閉じてしまった。
ごみ箱に、からになった薬の袋が大量に捨ててあり、机には遺書があった。
救急搬送後、意識が清明となり、身体的問題がないため精神科病院に入院となった。
入院時の看護師の A さんに対する関わりで適切なのはどれか。
正答1
解説
正解は1。
「いま死にたい気持ちがあるか尋ねる。」自殺念慮は直接的に問うことで患者の希死念慮の有無・強さ・具体性を確認することが安全評価の基本。
問うこと自体は自殺を促さない(むしろ気持ちを言語化することで援助希求を引き出せる)。
2の「命を大切に」、3の「死ぬ気で何でも」、4の「家族が悲しむ」は説教的・道徳的アプローチで援助関係を損ねる。
自殺の危機介入はTALK原則(Tell:心配を伝える、Ask:率直に尋ねる、Listen:傾聴、Keep safe:安全確保)に沿って実施。
受容的・非評価的態度が基本。まとめて解く
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