第109回 看護師国家試験 午後問171
A さん(59 歳、女性)は裂孔原性網膜剝離と診断され、硝子体手術の際に硝子体腔中にガス注入を受けた。
手術直後、病室での体位で適切なのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
硝子体手術でガスタンポナーデを行った場合、ガスは上方に浮く性質を利用して網膜剝離部位を内側から押さえつけて復位させるため、剥離部位(多くは後極部)が上を向くようにうつぶせ(腹臥位)またはフェイスダウンの体位を術後数日~数週間保持する必要がある。
1の坐位、3の仰臥位、4の側臥位ではガスが目的部位に当たらず、復位効果が得られない(仰臥位はむしろガスが眼内レンズや角膜内皮側に当たり障害を起こしうる)。
ガスタンポナーデは空気(数日)、SF6(2週間)、C3F8(6~8週間)等が用いられ、抜けるまで航空機搭乗(気圧変化で膨張し眼圧上昇・失明リスク)が禁忌。
看護は腹臥位保持の指導と、頚部痛・腰背部痛の緩和(クッション・体位枕活用)、皮膚トラブル予防が重要。まとめて解く
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