第109回 看護師国家試験 午後問173
関節リウマチで長期にわたりメトトレキサートを服用している患者の副作用〈有害事象〉で適切なのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
メトトレキサート(MTX)は関節リウマチの抗リウマチ薬(DMARDs)の第一選択で葉酸代謝拮抗作用をもつ。
重大な副作用に間質性肺炎(MTX肺炎)があり、乾性咳嗽・発熱・呼吸困難・低酸素血症で発症する。
発症頻度は1~5%だが致死率が高く、疑った時点で即時中止と高用量ステロイドが必要。
ほかに重大副作用として骨髄抑制(汎血球減少)、肝障害、腎障害、口内炎、易感染(日和見感染:ニューモシスチス肺炎等)がある。
1の便秘、2の不整脈、3の聴力障害はMTXの代表的副作用ではない。
MTXは週1~2回投与(休薬日が必要)、葉酸併用で副作用軽減を図る。
妊娠・授乳中は禁忌(催奇形性)、活動性感染症・腎機能障害・骨髄抑制でも禁忌または慎重投与。
患者には咳嗽・発熱・呼吸困難があれば直ちに受診するよう指導する。まとめて解く
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