第111回 看護師国家試験 午後問225
Aちゃん(2歳10か月、女児)は昨日から下痢と嘔吐を繰り返し、食事が摂れなくなったため、母親に抱かれて小児科外来を受診した。
診察の結果、ウイルス性胃腸炎による中等度の脱水症と診断され入院した。
入院時、体温38.2℃、呼吸数36/分、心拍数136/分であった。
3日前の保育所の身体計測では身長90cm、体重12.5kgであった。
入院2日。
A ちゃんは、水様便は続いているが嘔吐はなくなった。
付き添ってる母親は「A は大泣きして、ストレスが溜まっているみたいです。
アイスクリーム を食べたいみたいです」と看護師に話した。
このときに看護師が母親に伝える内容で適切なのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
「A ちゃんの好きなおもちゃを自宅から持参してよいこと」が正しい。
事例では、現在の危険、対象者の意思、家族や地域資源、継続支援の必要性を同時に読む。
最初に安全を守り、次に本人の力を生かす対応を選ぶ。
1の「プレイルームで遊べること」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
2の「アイスクリームを食べてよいこと」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
3の「個室隔離が明日、解除されること」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
4は、設問で問われた適切なものの条件に合う。
5の「A ちゃんが静かに過ごせるよう看護師の訪室を控えること」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
事例問題は、設問時点で最も危険を減らす選択肢を優先する。まとめて解く
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