第111回 看護師国家試験 午後問237
午前9時頃、震度5強の地震が発生した。
二次救急医療機関の救命救急病棟に勤務する看護師は、自身の身の安全を確保し、揺れが収まると病院の災害発生時のマニュアルに沿って行動を開始した。
病棟には人工呼吸器を使用中の患者が1人、輸液ポンプを使用中の患者が3人、酸素療法中の患者3人が入院している。
A 君と B さんはともに入院して治療が始まった。
発災から 10 日後、A 君、B さんの治療経過は良好で合併症もなくバイタルサインは安定していた。
B さんから看護師に「A は好きなお菓子を食べず、私のそばからずっと離れず甘えてきます。
昨夜はおねしょをしていたようで、びっくりしました。
どうしたらよいのかわかりません」と相談があった。
看護師の対応として適切なのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
「「A 君が甘えてきたら抱きしめてあげましょう」」が正しい。
事例では、現在の危険、対象者の意思、家族や地域資源、継続支援の必要性を同時に読む。
最初に安全を守り、次に本人の力を生かす対応を選ぶ。
1の「「お母さんがしっかりしましょう」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
2の「「A 君が1人になる時間をつくりましょう」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
3の「「A 君に水分を控えるよう声をかけましょう」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
4は、設問で問われた適切なものの条件に合う。
事例問題は、設問時点で最も危険を減らす選択肢を優先する。まとめて解く
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