第113回 看護師国家試験 午後問216
Aさん(43歳、男性、会社員)は、1か月前に右頸部の腫瘤を自覚した。
大学病院で非Hodgkin〈ホジキン〉リンパ腫と診断され化学療法導入目的で入院した。
バイタルサイン:体温37.1℃、呼吸数16/分、脈拍84/分、整。
身体所見:顔面に浮腫を認める。
検査所見:Hb12.8g/dL、白血球6,400/μL、総蛋白7.6g/dL、アルブミン4.1g/dL。
胸部造影CT:縦隔リンパ節腫大による上大静脈の圧迫を認める。
A さんは R-CHOP 療法終了後も嘔気・嘔吐が続き、制吐薬の追加投与を受けた。
治療後3日、「やっと楽になって食事が摂れるようになったけど、やっぱりつらかった。
思い出すだけでも気持ち悪くなります」と話している。
A さんの次回の R-CHOP 療法において、嘔気・嘔吐への対応で適切なのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
「治療前の制吐薬の投与」が正しい。
制度問題では、根拠法、実施主体、対象者、給付・事業の範囲を対応させる。
名称が似ていても、誰が何を行う制度かで正誤が分かれる。
1の「1日 1,000 mL の水分摂取」は、根拠法、実施主体、対象者、又は制度上の位置付けが設問の適切なものと合わない。
2の「治療前日の夕食の中止」は、根拠法、実施主体、対象者、又は制度上の位置付けが設問の適切なものと合わない。
3は、設問で問われた適切なものの条件に合う。
4の「抗癌薬の減量」は、根拠法、実施主体、対象者、又は制度上の位置付けが設問の適切なものと合わない。
制度問題は、根拠法、実施主体、対象、費用負担を分けて押さえる。まとめて解く
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