第115回 看護師国家試験 午後問145
全身性けいれん発作を起こしている患者に優先して行うのはどれか。
正答1
解説
正解は1。
全身性けいれん発作中はけいれんに伴う呼吸停止・舌根沈下・嘔吐物誤嚥・チアノーゼなどのリスクが高く、ABCアプローチ(Airway気道、Breathing呼吸、Circulation循環)のうち最優先で気道確保を行う。
具体的には側臥位(回復体位)にして気道を確保し、衣類の襟元を緩め、必要に応じて吸引や酸素投与を実施する。
2の周囲環境整備(机や危険物の除去)や5の咬傷予防(口腔内に物を入れるのは窒息や歯牙損傷を招く禁忌行為)は重要だが優先度はAより低い。
3の末梢静脈路確保や4の心電図モニター装着は薬剤投与・観察のため並行して準備するが、命に直結する気道確保が最優先。
発作後(postictal phase)は意識・神経学的所見・バイタルサイン・けいれんの持続時間と性状の観察と医師への報告が必須である。まとめて解く
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