竣工後25年の時点で、コア採取によりコンクリートの中性化深さを測定したところ20mmであった場合に、この中性化が、かぶり厚さ40mmの鉄筋に到達するまで、竣工後25年時点から要する年数として、最も適切なものはどれか。
正答3
解説
正解は3。
コンクリートの中性化深さが経過年数の平方根に比例するという「√t則」を使った計算問題です。
【選択肢別解説】
中性化深さxは、経過年数tの平方根に比例します(x=A√t、Aは中性化速度係数)。
竣工後25年で20mmなので、20=A×√25=5A より、A=4です。
かぶり厚さ40mmに達する年数は、40=4×√t より √t=10、t=100年です。
竣工後25年時点から要する年数は、100年-25年=75年です。
1:× 中性化深さは経過年数tに比例するのではなく、√tに比例します。
比例とすると20mm増に25年で「約25年」となりますが、前提の法則が誤りです。
2:× 経過年数の二乗に比例するとする点が誤りです。
3:○ 経過年数の平方根に比例するので、上記計算のとおり約75年かかります。
4:× 経過年数の立方根に比例するとする点が誤りです。
【ポイント】
中性化は「√t則」で進むので、深さが2倍になるには年数が4倍必要です。
「残り年数」を問われたら、到達年数から現時点の年数を引くのを忘れないようにしましょう。