マンションの塗装部分の汚れや付着物の除去方法に関する次の記述のうち、「建築保全標準・同解説 JAMS 4 −RC 補修・改修設計規準」(一般社団法人日本建築学会)によれば、最も不適切なものはどれか。
正答2
解説
正解は2。
日本建築学会「JAMS 4-RC 補修・改修設計規準」による、塗装面の汚れ・付着物の種類ごとの除去方法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 塵埃(ほこり)は、ブラシを用いた水洗いで除去します。
2:× カビは、ワイヤブラシでかき落とすのではなく、アルコール拭き等(薬剤による除去)を行った後に水洗いする方法がとられます。
ワイヤブラシでかき落とす方法は、白華(エフロレッセンス)のような硬い付着物に用いる方法です。
ワイヤブラシではカビの菌糸が残りやすく、塗膜も傷めるため、「ワイヤブラシでかき落とした後に、水洗い」とする点が誤りです。
3:○ 油脂類は、中性洗剤で洗浄した後に水洗いします。
4:○ 鉄錆は、ディスクグラインダー等の工具で除去した後に水洗いします。
錆を残したまま塗り重ねると再発するため、物理的に除去することが基本です。
【ポイント】
汚れの種類ごとの除去方法(塵埃=水洗い、油脂=中性洗剤、カビ=アルコール拭き等、鉄錆=工具)の対応を押さえましょう。
「カビにワイヤブラシ」のように、別の汚れ用の方法を組み合わせた選択肢がひっかけになります。