防火管理者に関する次の記述のうち、消防法によれば、最も不適切なものはどれか。
ただし、本問において、「権原者」 とは、マンションの管理に関する権原を有する者をいう。
なお、本問において、「マンション」とは、消防法施行令別表第一(五)項ロに掲げる共同住宅とする。
正答1
解説
正解は1。
共同住宅(消防法施行令別表第一(五)項ロ)における防火管理者の選任基準と職務を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 共同住宅は非特定防火対象物であり、防火管理者の選任が必要となるのは収容人員が「50人以上」の場合です(消防法8条、同法施行令1条の2)。
居住者30人のマンションでは選任義務はありません。
2:○ 防火管理者は、防火管理講習の課程を修了した者など、政令で定める資格を有する者から選任しなければなりません。
3:○ 権原者は、防火管理者に、消防計画を作成させなければなりません(消防法8条1項)。
4:○ 権原者は、防火管理者に、消防計画に基づく消火、通報及び避難の訓練を実施させなければなりません(消防法8条1項)。
【ポイント】
防火管理者の選任基準は、特定防火対象物は30人以上、共同住宅などの非特定防火対象物は50人以上です。
「30人」は特定防火対象物の数字なので混同しないようにしましょう。