次の記述のうち、長期修繕計画作成ガイドラインによれば、適切なものはいくつあるか。
アマンションの省エネ性能を向上させる改修工事を実施することは脱炭素社会の実現のみならず、各区分所有者の光熱費負担を低下させる観点からも有意義と考えられる。
イ高経年のマンションの場合は、経年に応じて改修工事などに必要な費用が多額になっていくことが考えられ、必要に応じて建替えも視野に入れた修繕や改修の検討を行うことが望まれる。
ウ管理組合は、財務・管理に関する情報について、マンションの購入予定者に対しても書面で交付することをあらかじめ管理規約において規定しておくことが望まれる。
エマンションには様々な形態、形状、仕様等があるうえ、立地条件も異なっていることから、これらに応じた適切な長期修繕計画とするため、必要に応じて標準様式の内容を追加して使用する。
正答4
解説
正解は4(適切なものは四つ)。
長期修繕計画作成ガイドライン(令和3年改訂)で強調された省エネ改修・高経年対応・情報開示・標準様式の扱いを問う問題です。
【選択肢別解説】
ア:○ 省エネ性能を向上させる改修工事は、脱炭素社会の実現のみならず、各区分所有者の光熱費負担の低下の観点からも有意義とされています。
イ:○ 高経年マンションでは改修工事等の費用が多額になっていくことが考えられるため、必要に応じて建替えも視野に入れた修繕・改修の検討を行うことが望まれるとされています。
ウ:○ 管理組合は、財務・管理に関する情報について、購入予定者に対しても書面で交付することをあらかじめ管理規約で規定しておくことが望まれるとされています。
エ:○ マンションの形態・形状・仕様や立地条件は様々なので、適切な長期修繕計画とするため、必要に応じて標準様式の内容を追加して使用するとされています。
よって適切なものは四つです。
【ポイント】
ガイドラインの記述は「望まれる」「有意義」といった前向きな表現が多く、すべて適切という出題もあり得ます。
「必ず~しなければならない」と言い切る形に書き換えられていないかに注目しましょう。