正答5
解説
正解は5です。
日本人の食事摂取基準(2010年版)を用いた、集団の食事摂取状況の評価方法を問う問題です。
指標ごとに、評価に使う考え方が決まっています。
【選択肢別解説】
1:× エネルギーの摂取不足は、推定エネルギー必要量(EER)を下回る者の割合では評価しません。
エネルギー摂取量は申告誤差が大きいため、体重の変化やBMIで評価します。
2:× エネルギーの過剰摂取も、推定エネルギー必要量と摂取量の平均値の差では評価しません。
エネルギーの過不足は、体重の変化やBMIで評価します。
3:× 栄養素の摂取不足は、推奨量(RDA)ではなく推定平均必要量(EAR)を下回る者の割合で評価します。
この方法をカットポイント法と呼びます。
4:× 栄養素の過剰摂取は、平均値との差ではなく、耐容上限量(UL)を上回る者の割合で評価します。
5:○ 生活習慣病の一次予防を目的とした評価では、目標量(DG)の範囲を逸脱する者の割合を用います。
【ポイント】
集団評価は「エネルギーは体重・BMI」「不足はEARを下回る者の割合」「過剰はULを上回る者の割合」「生活習慣病予防はDGの範囲を外れる者の割合」と覚えます。
なお、2015年版以降はエネルギーの指標としてBMIの目標とする範囲が示されています。