職域の健康保険組合が、平成24年度の特定健康診査結果を、特定保健指導の実施や評価のためにデータベース化し、分析した。
血圧に関して集計した結果を表に示す。
受診者における高血圧症有病者の割合である。
正しいのはどれか。
1つ選べ。
正答5
解説
正解は5です。
特定健康診査の結果から、高血圧症の有病者の割合を求める問題です。
高血圧症有病者には、測定値が高血圧の基準に該当する者に加え、降圧薬を服用中で測定値が基準内に収まっている者も含めます。
【計算】
受診者数は5,000人です。
血圧測定で高血圧ありの者は1,000人です(降圧薬服用あり600人、なし400人)。
血圧測定で高血圧なしのうち、降圧薬を服用している者は800人です。
高血圧症有病者は、1,000人+800人=1,800人です。
有病者の割合は、1,800人÷5,000人×100=36%です。
【選択肢別解説】
1:× 20%は、測定値で高血圧ありの1,000人だけを数えた値です。
降圧薬で血圧が管理されている800人を数えていません。
2:× 24%は計算値36%と一致しません。
3:× 28%は降圧薬服用者の合計1,400人の割合です。
降圧薬を服用していない高血圧ありの400人が抜けています。
4:× 32%は計算値36%と一致しません。
5:○ 測定値で高血圧の1,000人と、降圧薬服用中で測定値が正常の800人を合わせた1,800人の割合が36%です。
【ポイント】
有病者数を数えるときは、「現在の検査値が基準を超える者」と「治療によって検査値が基準内にある者」の両方を含めます。
治療中の人を見落とすと、有病率を過小評価してしまいます。