正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
日本肥満学会の基準に基づく肥満の判定と合併症、食事療法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 内臓脂肪型肥満は、内臓脂肪面積120 cm²以上ではなく100 cm²以上をいいます。
腹部CTの臍の高さで測定します。
2:× 高度肥満は、BMI 30 kg/m²以上ではなく35 kg/m²以上をいいます。
日本ではBMI 25 kg/m²以上を肥満と判定します。
3:○ 睡眠時無呼吸症候群は、肥満に伴う健康障害の1つです。
首まわりや咽頭周囲に脂肪がつき、睡眠中に上気道が狭くなるためです。
4:○ 変形性関節症には、脂肪細胞の量的異常が関与します。
脂肪が過剰に蓄積して体重が増え、膝や腰の関節に機械的な負担がかかるためです。
5:× 超低エネルギー食(VLCD)は、1,000 kcal/日ではなく600 kcal/日以下の食事をいいます。
1,000 kcal/日前後の食事は低エネルギー食に分類されます。
【ポイント】
肥満の健康障害は、脂肪細胞の「質的異常」によるもの(糖尿病・脂質異常症・高血圧など)と「量的異常」によるもの(変形性関節症・睡眠時無呼吸症候群など)に分けられます。
重さや物理的な圧迫による障害は量的異常と覚えます。