正答2
解説
正解は2です。
体の内部環境を一定に保つ恒常性の調節反応を問う問題です。
変化を打ち消す方向に反応が起こる、負のフィードバックが基本です。
【選択肢別解説】
1:× 血液のpHが上昇すると、腎からのH⁺排泄は抑制されます。
代わりに重炭酸イオンの排泄を増やしてpHを下げます。
2:○ 血液のpHが低下すると、呼吸中枢が刺激され換気が増えます。
二酸化炭素を多く吐き出すことで、pHを元に戻します。
3:× 血圧が低下すると、アドレナリンの分泌は抑制ではなく促進されます。
心拍数を増やし血管を収縮させて血圧を上げます。
4:× 循環血液量が減少すると、レニン・アンジオテンシン系が働き、アルドステロンの分泌は促進されます。
ナトリウムと水を再吸収して血液量を回復させます。
5:× 血漿浸透圧が上昇すると、バソプレシンの分泌は抑制ではなく促進されます。
腎での水の再吸収を増やして浸透圧を下げます。
【ポイント】
代謝性アシドーシスでみられる深く大きな呼吸を、クスマウル呼吸といいます。
アルドステロンはナトリウム、バソプレシンは水の再吸収を促すと区別しましょう。