正答1
解説
正解は1です。
骨の成分、成長、骨量を左右する因子を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 骨の有機質の約9割は、Ⅰ型コラーゲンです。
コラーゲン線維にリン酸カルシウム(ハイドロキシアパタイト)が沈着して骨ができています。
2:× 骨端軟骨は乳児期ではなく、思春期を過ぎて成長が終わる頃に閉鎖します。
それまで骨は長軸方向に伸び続けます。
3:× エストロゲンは骨吸収を抑えるため、骨量を減少ではなく維持する方向に働きます。
閉経後に骨量が減るのはエストロゲンが低下するためです。
4:× 骨量は荷重により減少ではなく増加します。
運動などで骨に負荷をかけると骨形成が促されます。
5:× カルシトニンは破骨細胞を活性化するのではなく抑制します。
破骨細胞を活性化するのは副甲状腺ホルモン(PTH)です。
【ポイント】
骨量は20歳頃に最大骨量に達し、女性では閉経後に急速に減少します。
寝たきりや無重力環境では、荷重が減るため骨量が減ります。