正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4です。
貧血の種類ごとの原因と検査所見を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ハプトグロビンが変化するのは、再生不良性貧血ではなく溶血性貧血です。
溶血性貧血では、遊離ヘモグロビンと結合して消費されるため減少します。
2:○ 巨赤芽球性貧血は、ビタミンB12や葉酸の欠乏で起こります。
赤芽球のDNA合成が障害され、核の成熟が遅れて大きな赤芽球になります。
3:× 悪性貧血では、内因子が増加ではなく減少します。
自己免疫性の萎縮性胃炎で内因子が不足し、ビタミンB12を吸収できなくなります。
4:○ 溶血性貧血では、赤血球の破壊で生じたヘモグロビンからビリルビンが作られます。
そのため血中の間接ビリルビンが増加します。
5:× 鉄欠乏性貧血では、不飽和鉄結合能(UIBC)は低下ではなく上昇します。
血清鉄が減り、鉄と結合していないトランスフェリンが増えるためです。
【ポイント】
鉄欠乏性貧血では、血清鉄とフェリチンが低下し、総鉄結合能(TIBC)と不飽和鉄結合能が上昇します。
再生不良性貧血は、骨髄の造血機能が低下して汎血球減少をきたす病気です。