正答4
解説
正解は4です。
高温環境で体温を保つための調節反応を問う問題です。
熱を逃がす方向の反応と、発汗で失われる水と塩分を保つ反応が起こります。
【選択肢別解説】
1:× 高温環境では、皮膚血管は収縮ではなく拡張します。
皮膚の血流を増やして熱を体外に逃がすためです。
2:× 高温環境では、換気量は低下ではなく増加します。
呼吸による熱放散が増えます。
3:× 高温環境では、熱産生は亢進しません。
体温を上げないよう、熱産生は抑えられる方向に調節されます。
4:○ 発汗でナトリウムと水が失われると、アルドステロンの分泌が増えます。
その結果、腎臓でのナトリウムの再吸収が増加します。
5:× 発汗で体液が減り血漿浸透圧が上がると、バソプレシンの分泌は低下ではなく増加します。
腎臓での水の再吸収を増やします。
【ポイント】
暑さに慣れる暑熱順化が進むと、汗の量が増える一方で、汗に含まれるナトリウムの濃度は低くなります。
熱中症の予防には、水分だけでなく塩分の補給も大切です。