医師から 1,800 kcal/日の指示で、糖尿病患者に対する栄養指導を行った。
患者は、40歳、独身男性。
BMI 26 kg/m 2、HbA1c 8.0%。
食事は購入した惣菜中心とのことであった。
現在のエネルギー摂取量は 2,200 kcal/日。
この症例におけるSOAP と記録の組合せである。
正しいのはどれか。
1つ選べ。
正答4
解説
正解は4です。
SOAPは、問題志向型システム(POS)で用いる記録方法です。
S(主観的情報)は患者の訴え、O(客観的情報)は検査値や観察結果、A(評価)は情報の判断、P(計画)は今後の方針を書きます。
【選択肢別解説】
1:× 医師の指示エネルギー量は、患者の訴えではなく客観的な情報です。
Oに記録するのが適切で、Sではありません。
2:× HbA1c 8.0%は検査値なので、客観的情報としてOに記録します。
Sではありません。
3:× 「食事は購入した惣菜中心」は、患者本人が話した食生活の内容です。
主観的情報としてSに記録するのが適切で、Oではありません。
4:○ 現在の摂取量2,200 kcal/日が指示量1,800 kcal/日を上回っていると判断した内容です。
情報を分析した評価(栄養診断)なので、Aに記録するのが正しい組合せです。
5:× 現在のエネルギー摂取量は、食事調査で把握した現状の情報です。
SまたはOに記録する内容であり、今後の方針を示すPではありません。
【ポイント】
Pには「1,800 kcal/日の食事内容を指導する」など、今後行うことを書きます。
本人の発言はS、測定値はO、判断はA、方針はPと区別しましょう。