正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
神経性食欲不振症は、やせ願望や肥満への恐怖から極端な食事制限を行い、著しいやせをきたす摂食障害です。
【選択肢別解説】
1:× 好発は思春期から青年期の女性で、旧厚生省の診断基準では発症年齢を30歳以下としています。
正しい記述です。
2:× 神経性食欲不振症では、不食だけでなく、むちゃ食い(過食)や自己誘発性嘔吐などの食行動異常もみられます。
正しい記述です。
3:× やせに伴って視床下部・下垂体の機能が低下し、女性ホルモンが減るため、無月経などの月経異常が起こります。
正しい記述です。
4:× 診断には、やせの原因となる器質的な病気がないことの確認が必要です。
正しい記述です。
5:○ 長期の低栄養状態にあるため、栄養補給を急に始めると低リン血症などのリフィーディング症候群を起こしやすい疾患です。
「きたすことはない」は誤りです。
【ポイント】
神経性食欲不振症の栄養療法は、少量から始めて段階的に増やすのが原則です。
開始時は、血清リン・カリウム・マグネシウムの低下に注意してモニタリングします。