正答4
解説
正解は4です。
食事調査の誤差には、対象者の申告の誤差、日々の摂取量のばらつき(個人内変動)、季節変動、食品成分表の誤差などがあります。
それぞれの誤差に合った対策を選びます。
【選択肢別解説】
1:× 思い出し能力による誤差は、調査日数を増やしても毎回生じるため解消できません。
記憶に頼らない食事記録法を用いることが対策になります。
2:× 24時間思い出し法も対象者の申告に頼る方法なので、過小申告を防ぐことはできません。
面接者の訓練や、フードモデルを使った聞き取りなどで精度を高めることが対策です。
3:× 秤量法で摂取量を正確に量っても、成分表の値と実際の食品の成分の差は残ります。
成分表の精度による誤差を減らすには、陰膳法で実際の食事を化学分析するなどの方法が必要です。
4:○ 食物摂取頻度調査法は、一定期間のふだんの食べ方を尋ねる方法です。
日々のばらつきの影響を受けにくく習慣的な摂取量を把握できるため、個人内変動への対策になります。
5:× 対象者の人数を増やしても、季節による摂取量の違いはなくなりません。
季節変動には、複数の季節に調査を行うことで対応します。
【ポイント】
個人内変動への対策は、調査日数を増やすか、食物摂取頻度調査法を用いることです。
誤差の種類と対策を一対一で整理しておきましょう。