A 市保健センターでは、高齢者の介護予防を目的とした集団栄養教育プログラムを 5年間実施した。
プログラムの効果を判定するための指標である。
正しいのはどれか。
1つ選べ。
正答5
解説
正解は5です。
介護予防を目的としたプログラムの効果を判定するには、目的とする健康状態がどう変化したかを示す指標を使います。
これは結果評価(アウトカム評価)に当たります。
【選択肢別解説】
1:× プログラムへの参加者数は、事業をどれだけ実施したかを示す指標です。
実施状況の評価には使えますが、介護予防の効果は示しません。
2:× 対象者の参加理由は、参加の動機を知るための情報です。
企画や運営の改善には役立ちますが、効果の判定には使えません。
3:× ロコモティブシンドロームを知っている者の割合は、知識の変化を示す指標です。
これは影響評価の指標であり、介護予防という最終目標の達成度は示しません。
4:× 配食サービスの利用者数は、別のサービスの利用状況を示す指標です。
このプログラムの効果を判定する指標ではありません。
5:○ 低栄養状態にある者の割合は、高齢者の栄養状態という健康状態そのものの変化を示します。
低栄養は要介護の大きな要因であり、介護予防プログラムの効果判定に適した指標です。
【ポイント】
参加者数は実施量、知識の割合は影響、健康状態の割合は結果と、評価の段階で区別しましょう。
5年間実施したプログラムでは、健康状態の変化まで評価できます。