K 市保健センターに勤める管理栄養士である。
K 市の健康推進プランの策定を担当することになった。
K 市は勤労世代において、国民健康保険加入者の割合が他の自治体と比較して高い。
K 市住民の特性を考えた、健康推進プランでの重点的な取組である。
最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答4
解説
正解は4です。
K市は勤労世代の国民健康保険加入者の割合が高く、自営業者や農業従事者などが多いと考えられます。
国民健康保険の加入者は職場で健診を受ける機会がないため、保険者である市町村が行う特定健康診査を受ける必要があります。
心疾患・脳血管疾患の予防には、特定健康診査による危険因子の早期発見が重要です。
【選択肢別解説】
1:× 学校と連携した健康づくりの標語の募集は、普及啓発としては意味があります。
しかし勤労世代の心疾患・脳血管疾患対策に直接つながる取組ではありません。
2:× ボランティアの協力による栄養教室は有用ですが、参加できる人が限られます。
健診の機会が少ない勤労世代の国保加入者という特性に合った重点的な取組とはいえません。
3:× 企業と連携した取組は、主に会社に勤める被用者保険の加入者に届きやすい方法です。
国保加入者が多いK市の特性には合いにくく、休日のイベントも一時的な取組にとどまります。
4:○ 国保の保険者と連携して、働きながらでも受診しやすい時間帯に特定健康診査を行います。
受診率が上がれば、心疾患・脳血管疾患の危険因子を早く見つけて対策できるため、最も適切です。
【ポイント】
地域の健康課題とあわせて、住民の就業や医療保険の特性を踏まえて取組を選びます。
国民健康保険の特定健康診査は、市町村が保険者として実施します。