正答2
解説
正解は2です。
代表的な自己免疫疾患の症状と特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 橋本病では、甲状腺機能は亢進ではなく低下します。
自己免疫による慢性甲状腺炎で、甲状腺の組織が壊されていくためです。
甲状腺機能が亢進するのはバセドウ病です。
2:○ 強皮症(全身性強皮症)では、皮膚や内臓の線維化が起こります。
食道が硬くなって蠕動運動が低下するため、嚥下障害がみられます。
3:× 蝶形紅斑は、関節リウマチではなく全身性エリテマトーデス(SLE)でみられます。
関節リウマチの特徴は、朝のこわばりと多発する関節の腫れです。
4:× シェーグレン症候群では、唾液分泌は増加ではなく減少します。
唾液腺や涙腺が障害され、口の渇きや目の乾燥が起こります。
5:× 全身性エリテマトーデス(SLE)は、男性ではなく若い女性に多い疾患です。
【ポイント】
膠原病・自己免疫疾患の多くは女性に多いです。
強皮症の嚥下障害や、シェーグレン症候群の口腔乾燥は、食事の形態を工夫する必要があります。