正答5
解説
正解は5です。
わが国の大気汚染物質・有害化学物質の定義、発生源、健康影響を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 微小粒子状物質(PM2.5)は、粒径10 nm以下ではなく2.5 μm以下の粒子をいいます。
粒径10 μm以下の粒子は浮遊粒子状物質(SPM)と呼ばれます。
2:× 二酸化硫黄の主な発生源は、自動車の排気ガスではありません。
石炭や重油など硫黄分を含む化石燃料の燃焼で、工場や事業場が主な発生源です。
自動車の排気ガスが主な発生源となるのは窒素酸化物です。
3:× 光化学オキシダントの環境基準達成率は、90%を超えていません。
一般環境大気測定局でもほぼ0%にとどまり、環境基準の達成が最も困難な物質です。
4:× ジクロロメタンは、主にクリーニング用洗浄剤として使われるものではありません。
主に金属部品の脱脂洗浄剤や塗料の剥離剤として使われます。
ドライクリーニングの溶剤として代表的なのはテトラクロロエチレンです。
5:○ ベンゼンは、白血病の原因となります。
長期の曝露で骨髄が障害され、造血障害や白血病を起こす発がん物質であり、大気の環境基準が定められています。
【ポイント】
PM2.5は2.5 μm以下、SPMは10 μm以下と、単位がμmであることを押さえましょう。
環境基準の達成率が著しく低い物質として、光化学オキシダントは頻出です。