正答2
解説
正解は2です。
平均寿命・健康寿命・人口指標・周産期死亡など、わが国の保健統計の基本的な傾向を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 平均寿命と健康寿命の差は、男性より女性の方が大きくなっています。
差は男性で約9年、女性で約12年であり、女性は不健康な期間が長いことを示しています。
2:○ 平均寿命が延伸した理由に、乳児死亡率の低下があります。
平均寿命は0歳の平均余命なので、乳児期の死亡が減ると平均寿命は大きく押し上げられます。
3:× 特定死因を除去した場合の平均寿命の延びが最も大きい死因は、心疾患ではありません。
最も大きいのは悪性新生物で、除去すると男女とも約3年前後延びます。
4:× 老年人口指数は、低下ではなく上昇しています。
老年人口指数は老年人口を生産年齢人口で割った値で、高齢化と少子化に伴い上昇を続けています。
5:× 周産期死亡は、早期新生児死亡数より死産数の方が多くなっています。
周産期死亡は妊娠満22週以後の死産と生後1週未満の早期新生児死亡の合計で、約8割を死産が占めます。
【ポイント】
平均寿命は乳児死亡の影響を強く受ける指標です。
老年人口指数=老年人口÷生産年齢人口×100であり、老年人口割合と同じく上昇しています。