正答5
解説
正解は5です。
日本人の食事摂取基準(2015年版)で、ビタミンの耐容上限量(UL)がどの形態の量で設定されているかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ビタミンAの耐容上限量は、カロテノイドを含みません。
プロビタミンAであるカロテノイドは過剰症を起こしにくいため、レチノールのみで設定されています。
2:× ビタミンEの耐容上限量は、α-トコフェロール以外のビタミンEを含みません。
ビタミンEの指標は、すべてα-トコフェロールの量で設定されています。
3:× ナイアシンの耐容上限量は、ナイアシン当量ではなくニコチンアミドとニコチン酸の量で設定されています。
サプリメントや強化食品から摂取する場合の過剰症を想定しているためです。
4:× ビタミンB6の耐容上限量は、食事性ビタミンB6ではなくピリドキシンとしての量で設定されています。
サプリメントなどで大量に摂取したピリドキシンによる感覚性ニューロパチーを根拠としています。
5:○ 葉酸の耐容上限量は、プテロイルモノグルタミン酸としての量で設定されています。
サプリメントや強化食品に含まれる葉酸の形態であり、通常の食品に含まれる葉酸には適用されません。
【ポイント】
耐容上限量の多くは、通常の食品ではなくサプリメントや強化食品からの摂取を想定して設定されています。
妊娠を計画している女性に付加的に勧められる葉酸も、プテロイルモノグルタミン酸の形です。