正答2
解説
正解は2です。
幼児期のエネルギー代謝、推定エネルギー必要量の考え方、間食、咀嚼機能、栄養障害を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 幼児の基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)は、成人より低いのではなく高くなっています。
体重当たりの代謝が活発なため、1〜2歳の基礎代謝基準値は成人の2倍以上です。
2:○ 幼児の推定エネルギー必要量は、成長に伴うエネルギー蓄積量を含みます。
成長期には、組織の合成に使うエネルギーと、新たにつくられた組織に蓄えられるエネルギーが必要なためです。
3:× 間食は、幼児の好きなだけ摂取させてよいものではありません。
間食は3回の食事で不足する栄養を補うもので、時間と量を決めて与えます。
4:× 咀嚼機能は、1歳頃ではなく3歳頃に完成されます。
乳歯が生えそろう3歳頃に、大人に近い咀嚼ができるようになります。
5:× クワシオルコルは、エネルギーではなく主にたんぱく質が不足して起こります。
エネルギーは比較的足りているものの、たんぱく質が不足して浮腫や低アルブミン血症がみられます。
エネルギーとたんぱく質がともに不足するのはマラスムスです。
【ポイント】
小児の推定エネルギー必要量=基礎代謝量×身体活動レベル+エネルギー蓄積量です。
クワシオルコルは浮腫あり、マラスムスは著しいやせが特徴です。