正答1
解説
正解は1です。
日本透析医学会の「慢性透析患者の食事療法基準」(2014年)に基づいて判断します。
血液透析と腹膜透析では、水分・カリウム・エネルギーの考え方が異なります。
【選択肢別解説】
1:○ 血液透析のたんぱく質摂取量は、0.9〜1.2g/kg標準体重/日です。
1.0g/kgはこの範囲に入るので正しいです。
2:× 血液透析では、透析間の体重増加を防ぐため、水分はできるだけ少なくします。
30mL/kg標準体重/日では多すぎます。
3:× 血液透析ではカリウムが体内にたまりやすく、高カリウム血症を起こします。
カリウムは1日2,000mg以下に制限します。
4:× 腹膜透析のエネルギー量は、30〜35kcal/kg標準体重/日です。
この量から腹膜で吸収されるブドウ糖のエネルギーを差し引いて食事量を決めます。
5:× リンの摂取量は、たんぱく質の量(g)×15mg/日以下とします。
2,500mg/日では多すぎます。
【ポイント】
腹膜透析では透析が連続して行われるため、カリウムは原則として制限しません。
血液透析と腹膜透析の違いは頻出なので、表にして整理しましょう。