正答4
解説
正解は4です。
日本人の食事摂取基準(2015年版)では、集団の食事改善を、摂取量の分布をもとに不足や過剰の者の割合を減らす形で計画します。
平均値だけを目標にしない点が重要です。
【選択肢別解説】
1:× エネルギーの過不足は、推定エネルギー必要量ではなくBMIの分布で評価します。
平均値を推定エネルギー必要量より多くすると、過剰摂取の者が増えてしまいます。
2:× BMIは平均値ではなく、目標とするBMIの範囲を外れている者の割合を少なくするよう計画します。
3:× 摂取不足の評価には、推奨量ではなく推定平均必要量(EAR)を用います。
推定平均必要量を下回る者の割合をできるだけ少なくするよう計画します。
4:○ 耐容上限量は、これを超えると健康障害のリスクが高まる量です。
集団の全員の摂取量が耐容上限量未満になるよう計画するので正しいです。
5:× 目標量は、平均値ではなく、目標量の範囲を逸脱する者の割合を少なくするよう計画します。
【ポイント】
集団の評価では、不足は推定平均必要量、過剰は耐容上限量、生活習慣病予防は目標量を用いて「割合」で考えます。
推奨量は、個人の食事改善の計画で用いる指標です。