正解を2つ選んでください。
正答1・2
解説
正解は1と2です。
循環器疾患の危険因子と、わが国の脳血管疾患の動向を問う問題です。
疾患の種類ごとの危険因子と、死亡率・医療費の統計を整理しておく必要があります。
【選択肢別解説】
1:○ 喫煙は、くも膜下出血のリスク因子です。
喫煙は脳動脈瘤の形成や破裂に関与し、高血圧とともにくも膜下出血の重要な危険因子です。
2:○ 血清総コレステロール高値は、脳梗塞のリスク因子です。
高コレステロールは動脈硬化を進め、主にアテローム血栓性脳梗塞の原因となります。
3:× 脳血管疾患の年齢調整死亡率は、女性ではなく男性の方が高くなっています。
4:× 最近の脳血管疾患の年齢調整死亡率は、上昇ではなく低下傾向です。
高血圧の管理の改善や食塩摂取量の減少などにより、長期的に低下しています。
5:× 循環器系の疾患の医科診療医療費は、呼吸器系の疾患より少ないのではなく多くなっています。
傷病分類別にみると、循環器系の疾患が最も多く、医科診療医療費全体の約2割を占めます。
【ポイント】
脳出血は高血圧、脳梗塞は高血圧に加え脂質異常症や糖尿病が危険因子です。
医科診療医療費は循環器系の疾患が第1位、年齢調整死亡率は男性が高いと覚えましょう。