正答5
解説
正解は5です。
骨の成分とカルシウム代謝の調節、微量ミネラルの欠乏症を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 骨の主成分は、シュウ酸カルシウムではなくリン酸カルシウム(ハイドロキシアパタイト)です。
シュウ酸カルシウムは尿路結石の主な成分です。
2:× 血中カルシウム濃度が上昇すると、骨吸収は促進ではなく抑制されます。
カルシトニンの分泌が増え、副甲状腺ホルモンの分泌は減るためです。
3:× 骨中のマグネシウム量は、体内マグネシウム量の約10%ではなく、50〜60%を占めます。
4:× 克山病の原因は、モリブデンではなくセレンの欠乏です。
克山病は中国の土壌セレンが少ない地域でみられる心筋症です。
5:○ フッ素は、歯のエナメル質のハイドロキシアパタイトをフルオロアパタイトに変えます。
歯の表面の耐酸性が高まり、う歯が予防されます。
【ポイント】
体内のカルシウムの約99%、リンの約85%、マグネシウムの50〜60%が骨に存在します。
フッ素は過剰に摂取すると、歯のフッ素症(斑状歯)を起こします。