正答1
解説
正解は1です。
超低エネルギー食(VLCD:Very Low Calorie Diet)は、1日600kcal以下に制限する食事療法です。
効果が大きい一方で副作用の危険も高いため、対象・方法が限定されます。
【選択肢別解説】
1:○ VLCDの対象は、BMI35.0kg/m2以上の高度肥満症の患者です。
通常の食事療法で減量が難しい場合に選択されます。
2:× VLCDは、電解質異常や不整脈などの危険があるため、原則として入院で開始します。
外来通院で開始するものではありません。
3:× VLCDの長期継続は勧められず、短期間に限って行います。
6か月も継続するのは長すぎます。
4:× VLCDの目標エネルギー量は600kcal/日以下です。
1,000kcal/日程度の制限は低エネルギー食(LCD)に当たります。
5:× 極端なエネルギー制限下では筋肉が分解されやすくなります。
そのため、たんぱく質は0.8g/kgではなく1.0g/kg標準体重/日以上を確保します。
【ポイント】
低エネルギー食(LCD)は1,000〜1,800kcal/日程度、VLCDは600kcal/日以下です。
VLCDではフォーミュラ食を用いて、たんぱく質やビタミン・ミネラルを確保します。