正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
広範囲熱傷の急性期は、強い侵襲によりたんぱく質の異化が著しく亢進した状態です。
【選択肢別解説】
1:× この記述は正しいです。
成人の熱傷面積は、体の各部を9%単位で見積もる9の法則で推定します。
2:× この記述は正しいです。
熱傷部の皮膚から滲出液や水分の蒸発が増え、水分喪失量は増加します。
3:× この記述は正しいです。
カテコールアミンやコルチゾールなどの分泌増加とインスリン抵抗性により、高血糖をきたしやすくなります。
4:× この記述は正しいです。
消化管が使えるなら、腸管粘膜の萎縮や感染を防ぐため経腸栄養法が推奨されます。
5:○ この記述は誤りです。
異化が亢進した熱傷患者では、たんぱく質を多く投与する必要があります。
NPC/N比は500ではなく、100前後の低い値に設定します。
【ポイント】
NPC/N比は、健常時で150〜200、侵襲時や熱傷では100前後とします。
腎不全でたんぱく質を制限する場合は、300〜500と高い値になります。