正答3
解説
正解は3です。
日本人の食事摂取基準(2020年版)の策定方針と基本的な考え方を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 糖類(単糖類・二糖類)には、推定平均必要量(EAR)は設定されていません。
糖類については、食事摂取基準の指標そのものが設定されていません。
2:× EARの算定の根拠となる数値は、すべての年齢区分で観察されたものではありません。
観察データがない年齢区分では、成人などの値から体重比などを用いて外挿して求めています。
3:○ 2020年版では、高齢者の低栄養予防やフレイル予防も、策定の目的に加えられました。
たとえば、65歳以上のたんぱく質の目標量の下限は、フレイル予防を考慮して引き上げられています。
4:× 高齢者の年齢区分は、70歳以上ではなく65歳以上です。
2020年版では、65〜74歳と75歳以上の2区分に分けられました。
5:× 食事摂取基準は、短期間の食事ではなく、習慣的な摂取量の基準を示すものです。
1日の摂取量の過不足を評価するためのものではありません。
【ポイント】
2020年版の策定目的は、生活習慣病の発症予防と重症化予防、高齢者の低栄養予防とフレイル予防です。
高齢者を65〜74歳と75歳以上の2区分に分けたことも、2020年版での変更点です。