正答5
解説
正解は5です。
炎症の徴候と経過、腫瘍の分類と性質を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 肥大は、炎症の徴候に含まれません。
炎症の5徴候は、発赤、熱感、腫脹、疼痛、機能障害です。
2:× 線維化は、炎症の急性期より慢性期で著しくなります。
慢性炎症では組織の修復過程で線維芽細胞が増え、線維化が進みます。
3:× 肉芽腫は、良性腫瘍ではなく慢性炎症でみられる病変です。
結核やサルコイドーシスなどで、マクロファージ由来の細胞が集まって結節をつくります。
4:× 肉腫は、上皮性ではなく非上皮性(骨や筋などの間葉系組織由来)の悪性腫瘍です。
上皮性の悪性腫瘍は癌腫です。
5:○ 悪性腫瘍は、周囲の組織に入り込む浸潤性の増殖をします。
良性腫瘍は膨張性に増殖し、浸潤や転移をしない点が異なります。
【ポイント】
良性腫瘍は膨張性で被膜があり転移しないのに対し、悪性腫瘍は浸潤性で転移します。
肉芽腫と肉芽組織は、名前が似ていても腫瘍ではない点に注意します。