肥満児童の母親が、仕事からの帰宅時間が遅く、子どもが母親を待っている間にお菓子を食べ過ぎてしまうと悩んでいる。
栄養カウンセリングにおいて、ラポールを形成するための発言である。
最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答2
解説
正解は2です。
ラポールとは、相談者と支援者の間の信頼関係のことです。
形成の第一歩は、相談者の気持ちを受け止めて共感を示すことです。
【選択肢別解説】
1:× 子どもの食べ過ぎを「仕方ない」と肯定しているだけです。
母親の悩みに寄り添っておらず、問題行動を容認する発言になっています。
2:○ 母親が抱えている「心配」という気持ちを言葉にして返しています。
共感的理解を示す発言であり、信頼関係づくりにつながります。
3:× 帰宅時間の調整という解決策を早い段階で提示しています。
気持ちを受け止める前の助言は、ラポール形成の発言とはいえません。
4:× 買い置きをやめるよう求める助言・指示になっています。
責められていると感じさせやすく、ラポール形成には向きません。
【ポイント】
ラポール形成では、評価や助言より先に、受容と共感の言葉を返します。
具体的な行動変容の提案は、信頼関係ができてから行います。