正答3
解説
正解は3です。
経腸栄養剤は、窒素源の形によって成分栄養剤、消化態栄養剤、半消化態栄養剤に分けられます。
分解が進んだ形ほど消化を必要としませんが、浸透圧が高くなります。
【選択肢別解説】
1:× 半固形栄養剤は、胃瘻から投与することを主な目的に使われます。
胃食道逆流や下痢の予防、短時間での注入に役立ちます。
2:× 消化態栄養剤の糖質は、でんぷんではありません。
でんぷんを部分的に分解したデキストリンが主に使われます。
3:○ 成分栄養剤の窒素源は、アミノ酸です。
消化をほとんど必要とせず、そのまま吸収されます。
4:× 成分栄養剤の脂肪エネルギー比率は20%Eではありません。
脂肪をごくわずかしか含まず、数%E以下と非常に低いのが特徴です。
5:× 成分栄養剤は、半消化態栄養剤より浸透圧が高いです。
アミノ酸などの小さな分子が多く、粒子数が増えるためです。
【ポイント】
成分栄養剤は「アミノ酸・低脂肪・高浸透圧」と覚えます。
高浸透圧のため、投与速度が速いと下痢を起こしやすくなります。