70歳、女性。
体重 48 kg、標準体重 50 kg。
自宅療養中の骨粗鬆症患者である。
1日当たりの栄養素等摂取量の評価を行った。
改善が必要な項目として、最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
正答3
解説
正解は3です。
骨粗鬆症の患者では、骨の材料となるカルシウムやたんぱく質に加えて、ビタミンDやビタミンKを十分に摂ることが大切です。
各項目を、骨粗鬆症の予防と治療のガイドラインや日本人の食事摂取基準(2020年版)と比べて評価します。
【選択肢別解説】
1:× エネルギー1,500 kcalは、標準体重当たり30 kcalです。
体重も標準体重に近く、改善が必要な水準ではありません。
2:× たんぱく質60 gは、標準体重当たり1.2 gです。
70歳女性の推奨量(50 g)を満たしており、十分です。
3:○ ビタミンD 4 μgは不足しています。
食事摂取基準の目安量は8.5 μg、骨粗鬆症の治療では10〜20 μgが勧められており、改善が必要です。
4:× ビタミンK 300 μgは、骨粗鬆症の治療で勧められる量(250〜300 μg)を満たしています。
改善の必要はありません。
5:× カルシウム700 mgは、骨粗鬆症の治療で勧められる量(700〜800 mg)を満たしています。
改善の必要はありません。
【ポイント】
ビタミンDは、魚類やきのこ類に多く含まれます。
日光浴によって皮膚でも合成されるため、適度な外出も勧めます。