正答4
解説
正解は4です。
高血圧・脳卒中・虚血性心疾患のリスク因子と、わが国の循環器疾患の特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× カリウムの過剰摂取は高血圧のリスク因子ではありません。
高血圧のリスク因子は食塩(ナトリウム)の過剰摂取で、カリウムはむしろ血圧を下げる方向に働きます。
2:× 総コレステロールの低値は脳梗塞のリスク因子ではありません。
脳梗塞のリスク因子は高血圧・糖尿病・脂質異常症(高値)・喫煙などです。
なお、総コレステロールの低値は脳出血との関連が指摘されています。
3:× LDLコレステロールは低値ではなく、高値が虚血性心疾患のリスク因子です。
LDLコレステロールは動脈硬化を進め、冠動脈を狭くするためです。
4:○ 健康日本21(第二次)は、脳血管疾患と虚血性心疾患の危険因子として高血圧・脂質異常症・喫煙・糖尿病の4つを挙げています。
これらの改善を循環器疾患対策の目標としています。
5:× わが国の虚血性心疾患の年齢調整死亡率は、米国より低い水準です。
欧米諸国と比べると、わが国は虚血性心疾患が少なく、脳血管疾患の比重が大きいことが特徴です。
【ポイント】
高血圧は脳出血と脳梗塞の両方に共通する最大の危険因子です。
LDLコレステロールは「高いほど」心筋梗塞が増えることを確実に覚えておきます。