正答3
解説
正解は3です。
日本食品標準成分表に基づき、代表的な食品の栄養成分の多い少ないを比べる問題です。
【選択肢別解説】
1:× 薄力粉のたんぱく質含有量は強力粉より多くはなく、少ないです。
強力粉はグルテンをつくるたんぱく質が多い小麦から作られ、パンなどに使われます。
2:× 乾燥小豆の脂質含有量は乾燥大豆より多くはなく、はるかに少ないです。
大豆は脂質を約20%含む油糧作物ですが、小豆の脂質は2%程度で、主成分は炭水化物です。
3:○ ラードの飽和脂肪酸含有量はなたね油より多いです。
ラードは豚の脂でパルミチン酸やステアリン酸などの飽和脂肪酸が多いのに対し、なたね油はオレイン酸などの不飽和脂肪酸が主体だからです。
4:× 生しいたけのビタミンD含有量は乾しいたけより多くはなく、少ないです。
乾燥によって水分が減り、天日に当てるとエルゴステロールからビタミンD2がつくられるため、乾しいたけで多くなります。
5:× 柿のビタミンB12含有量は牡蠣より多くはありません。
ビタミンB12は主に動物性食品に含まれ、牡蠣は特に多い食品ですが、柿などの果物にはほとんど含まれません。
【ポイント】
ビタミンB12は植物性食品にはほとんど含まれないため、厳格な菜食では欠乏に注意が必要です。
油脂は動物性(ラード・バター)で飽和脂肪酸、植物性で不飽和脂肪酸が多いのが基本です。