非たんぱく質呼吸商を求めるために呼気分析を行い、以下の結果を得た。
酸素消費量 A(L:リットル)、二酸化炭素排出量 B(L)、たんぱく質の燃焼による酸素消費量 C(L)、たんぱく質の燃焼による二酸化炭素排出量 D(L)。
非たんぱく質呼吸商を求めるための計算式として、最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
正答2
解説
正解は2です。
呼気分析の結果から、非たんぱく質呼吸商を求める式を問う問題です。
呼吸商は、二酸化炭素排出量を酸素消費量で割った値です。
非たんぱく質呼吸商は、糖質と脂質の燃焼の割合を知るために、全体からたんぱく質の燃焼分を除いて求めます。
【選択肢別解説】
1:× B/Aは、たんぱく質の燃焼分を含めた全体の呼吸商です。
たんぱく質の分を除いていないため、非たんぱく質呼吸商にはなりません。
2:○(B − D)/(A − C)が非たんぱく質呼吸商の式です。
全体の二酸化炭素排出量からたんぱく質由来分を引いた値を、全体の酸素消費量からたんぱく質由来分を引いた値で割ります。
3:× たんぱく質の燃焼分は除く必要があるため、足し合わせる(B + D)/(A + C)は誤りです。
4:× 分母と分子が逆です。
呼吸商は二酸化炭素排出量を酸素消費量で割るため、(A − C)/(B − D)は誤りです。
5:× たんぱく質の燃焼分を加えている点と、分母と分子が逆である点の両方が誤りです。
【ポイント】
たんぱく質の燃焼量は、尿中窒素排泄量から推定します。
呼吸商は糖質のみで1.0、脂質のみで約0.7、たんぱく質のみで約0.8です。