食料需給表から算出された、わが国の食料自給率のうち、品目別自給率(重量ベース)の年次推移である(図)。
図のa〜dに該当する食品の組合せとして、最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
正答4
解説
正解は4です。
図は、1960年から2019年までの品目別自給率(重量ベース)の推移を示しています。
4本の線の水準と、低下の仕方の違いから品目を判断します。
【図の読み取り】
aは1960年以降ほぼ100%近くを保ち、2019年も約96%です。
bは100%から緩やかに低下し、2019年は約79%です。
cは100%から大きく低下し、1990年代以降は40%前後になっています。
dは1960年の約39%から1970年代に4%程度まで落ち込み、近年は10〜16%程度です。
【選択肢別解説】
1:× aを野菜とすると、野菜の自給率がほぼ100%で推移したことになります。
野菜は輸入増加で約80%まで緩やかに低下しており、bに該当します。
2:× bを小麦とすると、小麦の自給率が80%近くあることになります。
小麦は最も低い水準で推移しているdに該当します。
3:× aを果実とすると、果実の自給率がほぼ100%を保ったことになります。
果実は輸入自由化で40%前後まで大きく低下したcに該当します。
4:○ aの鶏卵は、飼料を輸入に頼るものの国産品がほぼすべてを占めます。
bの野菜は緩やかな低下、cの果実は大幅な低下、dの小麦は一貫して低い水準です。
すべて図の推移と一致します。
5:× bを果実、cを野菜とすると、両者の低下幅が逆になります。
大きく40%前後まで下がったcが果実、80%近くを保つbが野菜です。
【ポイント】
重量ベースの品目別自給率は、米と鶏卵がほぼ100%近く、野菜は約8割、果実は約4割です。
小麦や大豆は低い水準にあります。
なお鶏卵は飼料自給率を考慮すると、カロリーベースではかなり低くなります。