正答3
解説
正解は3です。
血中カルシウム濃度が低下すると、副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌が増えて血中カルシウム濃度を上げる反応が起こります。
PTHは骨・腎臓に作用し、活性型ビタミンDを介して腸管にも作用します。
【選択肢別解説】
1:× PTHにより活性型ビタミンDの産生が増えるため、カルシウムの腸管吸収率は下がるのではなく上がります。
2:× PTHは腎臓の1α-水酸化酵素を活性化します。
そのため、活性型ビタミンDの産生は抑制されるのではなく促進されます。
3:○ PTHは破骨細胞を間接的に活性化し、骨吸収を促進します。
その結果、骨からカルシウムが血中に放出されます。
4:× PTHは、腎臓の尿細管でのカルシウムの再吸収を抑制するのではなく促進します。
5:× カルシトニンは、血中カルシウム濃度が上昇したときに甲状腺から分泌されるホルモンです。
血中カルシウム濃度が低下したときには、分泌が抑制されます。
【ポイント】
PTHと活性型ビタミンDは血中カルシウム濃度を上げ、カルシトニンは下げる方向に働きます。
PTHは尿細管でのリンの再吸収を抑制し、リンの排泄を促す点も押さえます。