正答3
解説
正解は3です。
身体計測や生化学検査による栄養アセスメント指標の原理と使い方を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 生体電気インピーダンス(BIA)法は、水分の多い除脂肪組織が電気を通しやすく、脂肪組織が電気を通しにくい性質を利用しています。
記述は電気の通しやすさが逆です。
2:× 上腕三頭筋皮下脂肪厚は、利き腕ではない側の腕で計測します。
3:○ 3-メチルヒスチジンは、筋肉のアクチンやミオシンに含まれるアミノ酸です。
筋たんぱく質が分解されると再利用されずに尿中に排泄されるため、骨格筋量や筋たんぱく質の分解の評価指標として用いられます。
4:× レチノール結合たんぱく質は、半減期が約0.5日と短い急速代謝回転たんぱく質です。
アルブミンに比べ、長期ではなく短期間の栄養状態を反映します。
5:× 上腕周囲長は、上腕三頭筋皮下脂肪厚と組み合わせて上腕筋囲を求め、筋たんぱく質量の評価に用います。
糖質代謝の評価指標ではありません。
【ポイント】
尿中クレアチニン排泄量も筋肉量を反映する指標です。
クレアチニン身長係数は、尿中クレアチニン排泄量を身長から求めた標準値と比べて筋肉量を評価します。