正答1
解説
正解は1です。
褥瘡は、持続的な圧迫によって皮膚や皮下組織の血流が途絶え、組織が壊死する状態です。
予防と治療には、リスク評価、体圧分散、栄養管理が欠かせません。
【選択肢別解説】
1:○ ブレーデンスケールは、知覚の認知、湿潤、活動性、可動性、栄養状態、摩擦とずれの6項目で褥瘡の発生リスクを評価する指標です。
発生リスクの評価に用いるので、記述は適当です。
2:× 褥瘡の重症度は、DESIGN-R という評価法で判定します。
NYHA 分類は心不全の重症度を評価する分類です。
3:× 褥瘡の予防・治療では、基礎エネルギー消費量の1.5倍以上、おおむね30〜35 kcal/kg 体重/日を確保します。
20 kcal/kg 体重/日では不足し、創の治癒が遅れます。
4:× たんぱく質は1.25〜1.5 g/kg 体重/日程度が目安です。
2.5 g/kg 体重/日は多すぎ、腎臓への負担になります。
5:× 水分を前日尿量以下に制限すると、脱水を招き皮膚の状態が悪化します。
心不全や腎不全などで制限が必要な場合を除き、十分な水分を補給します。
【ポイント】
リスク評価はブレーデンスケール、重症度評価は DESIGN-R と区別して覚えます。
栄養面では、エネルギーとたんぱく質に加え、亜鉛やアルギニンの補給も創傷治癒に役立ちます。