正答2
解説
正解は2です。
日本人の食事摂取基準(2020年版)では、集団の食事摂取状況を指標ごとに異なる方法で評価します。
EAR(推定平均必要量)、AI(目安量)、RDA(推奨量)、UL(耐容上限量)、DG(目標量)の使い方を区別します。
【選択肢別解説】
1:× エネルギーの過不足は、BMI の分布から評価します。
平均値ではなく、目標とする BMI の範囲を下回る者や上回る者の割合を算出します。
2:○ EAR は、集団の50%の人が必要量を満たすと推定される摂取量です。
摂取量が EAR を下回る者の割合を算出すると、摂取不足の人の割合をおおよそ推定できます(カットポイント法)。
3:× AI は、不足状態を示す人がほとんどいない量として設定された値です。
AI を下回っていても不足とは判断できないので、下回る者の割合では不足を評価しません。
4:× 過剰摂取の評価に用いるのは、RDA ではなく UL です。
摂取量が UL を上回る者の割合を算出します。
5:× 生活習慣病の発症予防の評価では、DG の範囲を逸脱する者の割合を算出します。
DG には「以上」を目指す栄養素もあり、平均値が DG 以下であることを確認する方法ではありません。
【ポイント】
集団の不足評価は EAR を下回る者の割合、過剰評価は UL を上回る者の割合で行います。
AI が設定された栄養素は、摂取量の中央値が AI 以上であれば不足の可能性は低いと判断します。