オレンジピーマン(果実・生)可食部 100 g 当たりのビタミン A 量を表に示した。
レチノール活性当量(µgRAE)として、最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
表 オレンジピーマン(果実・生)可食部100 g当たりのビタミンA量(µg)
レチノール:-
α─カロテン:150
β─カロテン:420
β─クリプトキサンチン:290
(日本食品標準成分表2020年版(八訂)からの抜粋)
正答3
解説
正解は3です。
日本食品標準成分表2020年版(八訂)の値から、レチノール活性当量を求める計算問題です。
表では、レチノールは「-」、α-カロテン150 µg、β-カロテン420 µg、β-クリプトキサンチン290 µgです。
【計算】
β-カロテン当量=β-カロテン+1/2×α-カロテン+1/2×β-クリプトキサンチン
=420+1/2×150+1/2×290
=420+75+145=640 µg
レチノール活性当量=レチノール+1/12×β-カロテン当量
=0+640÷12
≒53 µgRAE
【選択肢別解説】
1:× 35 µgRAEは、β-カロテン420 µgを12で割った値に近いものの、α-カロテンとβ-クリプトキサンチンの寄与が抜けています。
2:× 48 µgRAEは、α-カロテンを半分にせず、β-クリプトキサンチンを入れずに計算した値(570÷12≒48)に当たり、誤りです。
3:○ β-カロテン当量640 µgを12で割ると約53 µgRAEとなり、正しい値です。
4:× 59 µgRAEは、α-カロテンを入れず、β-クリプトキサンチンを半分にせずに計算した値(710÷12≒59)に当たり、誤りです。
5:× 72 µgRAEは、α-カロテンとβ-クリプトキサンチンを2で割らずに足した値(860÷12)に近く、誤りです。
【ポイント】
α-カロテンとβ-クリプトキサンチンは、β-カロテンの半分のビタミンA効力として換算します。
β-カロテン当量の12分の1がレチノール活性当量になる点が要点です。