正答2
解説
正解は2です。
「授乳・離乳の支援ガイド」などに基づく、新生児期・乳児期の栄養上の問題と対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 母乳性黄疸では、原則として母乳を中止する必要はありません。
多くは自然に消えるため、母乳を続けながら経過を見ます。
2:○ 鉄欠乏性貧血は、乳児期の後期(離乳期)に起こりやすいです。
生まれる前に母体から受け取った貯蔵鉄が生後6か月頃までに減り、母乳だけでは鉄が不足しやすくなるためです。
3:× 乳糖不耐症のある乳児に、母乳は適しません。
母乳には乳糖が多く含まれるため、乳糖を除いた調製粉乳などを用います。
4:× はちみつは、生後9か月からではなく、1歳を過ぎるまで与えてはいけません。
乳児ボツリヌス症を防ぐためです。
5:× 食物アレルギーの発症予防のために、特定の食物の摂取開始を遅らせることは勧められていません。
開始を遅らせても予防効果があるという科学的根拠がないためです。
【ポイント】
離乳期には、赤身の魚や肉、レバーなど鉄を多く含む食品を取り入れます。
母乳育児の場合は、生後6か月以降の鉄やビタミンDの不足に注意します。